山形県、積雪深自動モニタリングシステム「YUKIMI」を導入[ニュース]
山形県はIoTセンサーの活用によって積雪深が自動で把握できる積雪深自動モニタリングシステム「YUKIMI」を導入する。
「YUKIMI」導入の概要
雪が多く積もる地域は、除雪の際にどれだけの雪が積もっているか適時把握が必要だ。正しく積雪の状況を知るための見回り労力の軽減と、リソースの最適化が課題といえる。また、SDGsや地方創生の観点からも、長く住めるまちづくりにIoT技術の活用が求められてきた。
このたび、山形県内の自治体は、アクセルマークとNTT東日本 山形支店が連携で提案した、積雪深自動モニタリングシステムである「YUKIMI」の導入を進める。
「YUKIMI」は、デジタル田園都市国家構想を実現するための取り組みである「デジタル田園都市国家構想交付金」の採択を受けており、地方の社会課題・魅力の向上を加速させるための事業として期待されている。
積雪深自動モニタリングシステム「YUKIMI」の概要
「YUKIMI」は、積雪深センサーとデータを確認できるシステムが一体になった、積雪状況をモニタリングするシステムだ。
「YUKIMI」の導入で、管轄路線内の積雪状況の確認が24時間リアルタイムで可能となる。自治体をはじめとした除雪に関わる人が、パソコンやスマートフォンで積雪状況を確認ができる。
(執筆:デジタル行政 編集部)