徳島県三好市、市のデジタル化推進を加速するべく外部企業と提携[ニュース]

徳島県三好市、市のデジタル化推進を加速するべく外部企業と提携[ニュース]

徳島県三好市は、令和5年からスタートした「地域のデジタル化推進拠点 推進計画策定等支援業務」において外部企業と提携することを発表した。市が抱える課題をデジタル化で解決し、将来的なビジョンを踏まえた上で、今回の取り組みによる実証や基礎固めを行う。

地域のデジタル化推進拠点 推進計画策定等支援業務とは

三好市は、令和5年から令和6年3月22日までを目途に、市の課題解決によるデジタル技術の実装を推進し、「地域利便性施設(仮)」の確立を目指す。本施設内では多くの住民が触れ合える環境を提供し、過ごしやすい空間に仕上げる予定だ。具体的には地域の交流支援や学習支援、スマートテクノロジーの導入などが挙げられる。

本業務では、施設確立のために必要なデジタルサービスや導入機器、提供体制の構築などを検討している。来年以降の実証や基礎形成に役立てる予定だ。

徳島県三好市の課題と取り組み

徳島県三好市は人口約23,000人の市で、生産年齢人口の減少と若者の都市流出が課題だ。地域のデジタル化を推進することで人口流出を防ぎ、魅力ある都市になるよう取り組んでいる。

将来的には市内で就職や進学ができるような仕組みを作り、ふるさと回帰を図る。また、会社に通わなくとも働ける環境構築やサテライト企業との官民連携などで、魅力ある働き方の提供も行う予定だ。

(執筆:デジタル行政 編集部)