大分県別府市、2023年10月2日から電子エール券アプリ「Sento」の提供を開始[ニュース]
大分県別府市は、プレミアム商品券事業に株式会社フィノバレー提供の「デジタル商品券発行スキーム」を採用。2023年10月2日から電子エール券アプリ「Sento」の提供が開始された。
デジタル商品券発行スキーム採用の背景
大分県別府市は、原材料の価格高騰に伴う事業者の円滑な価格転嫁と、個人消費による地域経済活性化のため、プレミアム商品券支援事業の助成を受けている。
この度、プレミアム商品券第6弾「令和5年度 秋だよ!べっぷ実のりのエール券」の販売を行う。第5弾と同様、紙だけでなく電子エール券も販売される予定だ。第6弾では、電子エール券アプリの「Sento」が用いられる。
「Sento」のプラットフォームには株式会社フィノバレーの「デジタル商品券スキーム」を採用した。デジタル商品券スキームは、短期間でデジタル商品券を取り扱えるようにする枠組みで、最短2ヶ月でデジタル商品券が取り扱えるようになる。
電子エール券アプリ「Sento」の概要
「Sento」は、別府市内1,000店舗以上ある取扱店において、二次元バーコードを読み取ることで使用可能。電子版プレミアム商品券「エール券」を用いての決済ができる。
今後、エール券をはじめ「Sento」アプリの活用でさまざまな取り組みを行い、地域経済活性化と市民の幸福度向上を目指す。「Sento」の名称には、別府の地域通貨「泉都(セント)」がかけられている。
(執筆:デジタル行政 編集部)