埼玉県川越市、電子商品券「小江戸ペイ」申し込み開始[ニュース]

埼玉県川越市、電子商品券「小江戸ペイ」申し込み開始[ニュース]

川越市が提供するプレミアム付き電子商品券「小江戸ペイ」の利用者申し込みが、8月21日より開始された。川越市はNTTグループの支援を受けて小江戸ペイを運用しており、昨年度の運用実績をもとに支払い方法や店舗検索、問合せ対応などに関してさまざまな改善を加えた。

9月20日まで申し込み可能、11月7日から来年2月29日までを使用期限とし、スマートフォン型を70000口、QRカード型を30000口用意する。

導入背景

川越市は、コロナ禍における物価高騰の影響を鑑みて、市民の生活を支えると同時に地域の消費を喚起する仕組みを構築するため、NTTグループと協力して小江戸ペイを導入した。また、商品券の発行にあたっては環境配慮の面から紙の排出を減らし、地域のデジタル化を推進するために「電子商品券」という形でのサービスを決定した。

昨年度からの改善点

  1. スマートフォン型商品券購入の際の支払方法に、コンビニでの現金支払いを追加
  2. 店舗検索機能を導入
  3. コールセンターでは、問い合わせを頂いた利用者のスマートフォンへ資料を投影し、口頭と併用して分かりやすい説明を実施

川越市は「小江戸ペイ」を通して市内経済の回復、及び活性化を図る狙いだ。今後も、コロナ禍で受けた経済ひっ迫の状況打破に努める。

(執筆:デジタル行政 編集部)