静岡市、2023年10月1日「しずおか子育てきずなLINE」配信を開始[ニュース]
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静岡県静岡市は、2023年10月1日から「しずおか子育てきずなLINE」を配信し、養育者の社会的な孤立予防と、子どもにとって最善な利益の実現を目指す。
「しずおか子育てきずなLINE」導入の背景
静岡市は第4次総合計画の重点政策として、伴走型・訪問型の支援を展開している。この度、子育て情報発信強化のため、きずなメールの活用を決定した。妊娠から子育てまで、切れ目のない支援が目的だ。LINEには、きずなメールのコンテンツと一緒に児童福祉や母子保健など市の子育て情報を届け、事件・事故へのセーフティネットの役割も担う。
「しずおか子育てきずなLINE」の概要
きずなメールとは、NPO法人きずなメール・プロジェクトが提供するサービスだ。出産予定日や子どもの誕生日を登録すると、胎児や子どもの成長・様子・育児アドバイスなどがテキストメッセージで定期的に届く。きずなメールの目的は、子育て中の家庭に対し、必要な情報を継続して提供することにある。
静岡市の「しずおか子育てきずなLINE」は、きずなメールのコンテンツと、市の子育て支援情報をLINEで配信する取り組みだ。配信する内容は、医師をはじめとした専門家の監修のもとで作成している。
現代の社会は子どもの誕生において、孤独な子育て・産後うつ・虐待死などの課題がある。静岡市は、社会が抱える子育ての課題にきずなメールを活用し、妊娠期・子育て期、それぞれにおけるアドバイスや必要な情報を届け、事件・事故を未然に防ぐための取り組みを行う。
（執筆：デジタル行政 編集部）