広島県竹原市、民間企業と連携し、古民家活用でDX拠点設立[ニュース]
広島県竹原市は、ReGACY Innovation Group株式会社と、そのグループ法人であるローカルイノベーション協会、並びに株式会社ATOMicaの3社と連携。古民家を活用し、DX化の拠点となる「RIG HOUSE」を設立した。
竹原市のDX化への取り組み
竹原市は外部の民間企業とともにDX化へ取り組んでいる。この取り組みを「たけはらDX」と呼ぶ。外部と連携して、アクセラレータープログラムを実施する取り組みだ。竹原市の課題に対応できるスタートアップ企業をスカウトし、課題を抱える事業者とチームを組んでもらって課題解決の事業実証を行う。今年度は既に6社を採択しており、2024年3月に予定される成果発表会に向けて事業検証を進めている。また、アクセラレータープログラムにおける企業への支援として、竹原市への滞在支援、事業開発に対するアドバイス、地域事業者とのネットワーク形成などを行う。
「RIG HOUSE」の概要
古民家を活用した「RIG HOUSE」は、「たけはらDX」における「竹原市への滞在支援」の一環だ。企業や自治体との連携でオープンイノベーションやインキュベーションに取り組んできたReGACYと、産官学と連携しコミュニティ運営をしてきたATOMicaと協同して設立した。
「RIG HOUSE」は当面、採択した6社のコワーキングスペースとして活用するが、ゆくゆくは市民や情報の集まるハブとしての活用を目指す。
(執筆:デジタル行政 編集部)