岡山県津山市、LINEによる地域共創プロジェクトをスタート[ニュース]
岡山県津山市は、地域産品における販路の拡大と、情報の発信をLINE上で実施する。外部企業のIoTツールとサポートを活用して、日本全国の消費者へサービスと商品を届ける。
地域共創プロジェクト概要
津山市は、地域振興施策としてLINEを用いたECサービスの提供を開始。ITに不慣れな生産者や事業者の販路を拡大するためにECを導入する。地方の名産品や地域産品を全国に届け、発信活動も実施する予定だ。
外部企業が提供するLINE ECツールの「完全おまかせEC」を活用して、9月より実証実験をスタート。完全おまかせECは、ECによる販路の拡大を可能にすることで、日本全国の消費者へ地域産品を届けるサービスだ。運用の遠隔サポートを可能にする「ジモト応援団」の力を借りて、完全おまかせECの運用を実施する。
津山市は、これまで人手不足やITリテラシーなどが原因で行えなかったECサービスの提供を実現。生産者や事業者などの地域住民だけでなく、日本全国の消費者へ向けてサービスの提供を行う。
岡山県津山市のDX施策
津山市は、デジタル技術を活用した「新たな日常」を地域住民へ提供する取り組みを実施している。行政手続のオンライン化や業務プロセスの見直し、地域課題の解決やデジタルリテラシーの向上など、幅広い施策を行っている。情報通信基盤の整備やオープンデータ化の推進などで、地域住民の生活満足度向上に貢献する。
(執筆:デジタル行政 編集部)