千葉県、ライフイズテックが「DXレディネス研修」を提供し自治体DX促進へ[ニュース]
千葉県は、県庁職員に対し、ライフイズテック株式会社が提供する「DXレディネス研修」の受講を実施した。DX促進のリーダー役となる人材育成を目指す。
「DXレディネス研修」提供の背景
千葉県は、令和5年3月に「千葉県デジタル・トランスフォーメーション促進戦略」を打ちだした。行政・県民・企業・団体が、目的とする姿に向けた取組みの共有・連携を目指すための施策となる。
ライフイズテックが提供する「DXレディネス研修」は、デジタルを使った課題解決のスキルや顧客目線で考える力の育成を目的とした研修だ。千葉県は県庁の職員に、デジタル化による業務の改善・課題解決スキルを育てるため、アルゴリズム思考・データ統計をテーマにした研修を受講させた。「DXレディネス研修」の受講によって、自治体のDXを促すと同時にDX促進のリーダーとなる人材の育成を目指す。
「DXレディネス研修」の概要
「DXレディネス研修」は、ビジネス職のリスキリングとデジタル人材を育てるための法人向けのDX研修だ。DXを成功へ導くためには、社員全体の意識と風土を中心に基盤を作ることが大切になる。デジタル活用のビジネスに前向きに取り組めるよう意識づけをし、技術者とのブリッジ人材育成を目的に設計された研修をする。
デジタル技術の知識をただインプットするのではなく、意識づけからスタートさせる。いずれは、課題解決のためのアプリ開発までこなせるようにする実践的な研修内容だ。
研修によって、デジタルを使った課題解決スキルと顧客起点の思考力の向上が期待できる。
(執筆:デジタル行政 編集部)