福岡県飯塚市、ICTによる次世代の駐車場サービスを展開[ニュース]

福岡県飯塚市、ICTによる次世代の駐車場サービスを展開[ニュース]

福岡県飯塚市は、株式会社プラグテックとミネベアミツミ株式会社とともに実証実験を行い、駐車場サービスの刷新を実施する。課題の多い駐車場サービスにICTを用いて簡易化し、市民の利便性を高めるために奮闘する。

次世代の駐車場サービス内容

現状の駐車場サービスには課題が多い。利用者の駐車券紛失や限定された決済方法など、さまざまな問題が指摘されており、利用環境の改善を求められている。運営費用や設備投資の課題解決も急務だ。今回の取り組みは、これらを解決する実証実験である。

福岡県飯塚市は、さまざまな課題を抱える駐車場サービスにICTの活用を決定した。取り組み内容は以下のとおり。

  • 支払いのキャッシュレス化
  • 車の入出庫検知
  • アプリやカーナビによる駐車状況の確認と予約
  • AIカメラによるナンバープレートの照合

これらを外部企業と協業し、実証実験のもと次世代の駐車場サービスを提供する。

運営費用を下げるだけでなく、設備投資の削減もできる点が本サービスの特徴。決済用QRコードとパーキングセンサーを活用し低コストでの駐車場運営を実現する。利用者の利便性は、キャッシュレス化とチケットレスで向上する点も大きな特徴だ。

福岡県飯塚市のDX

福岡県飯塚市は、ICTの活用で市民の満足度を高めるまちづくりに着手している。医療福祉や学習環境の構築、生活基盤など幅広い取り組みを実施。より住みやすく定住につながるまちづくりの推進に尽力する。

(執筆:デジタル行政 編集部)