神奈川県藤沢市・東京都千代田区、自動配送ロボット運用を開始[ニュース]
神奈川県藤沢市と東京都千代田区は、自動配送ロボットの運用におけるパナソニックホールディングス株式会社からの届出を受理した。届出制での運用は日本初となる。
自動配送ロボット運用の背景
近年、物流業界では慢性的な人手不足が課題となっている。また、食料品アクセスの不便さも解決しなければならないテーマだ。これらの問題を解決するために、日本国内ではロボットサービスの本格的な実装が検討されている。
2023年4月1日道路交通法の改正により、届出たロボットを公道で走らせることが可能となった。
配送の問題を解決するため、自動配送ロボットを使ったサービスの実証を進めてきたパナソニックホールディングス株式会社は、安全基準適合審査に合格。7月に合格証を取得した後、神奈川県と東京都の公安委員会に届け出をし、日本で初めて受け入れられた。
ロボット配送サービスの詳細
自動配送ロボットサービスの拠点は、神奈川県と東京都千代田区丸の内だ。
神奈川県藤沢市では「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン」内で、ロボット配送サービスを基に食材や食品を家庭に届ける。東京都千代田区丸の内では、2023年8月9日〜9月21日までロボットによる商品の販売サービスを社会実験として行う予定だ。
(執筆:デジタル行政 編集部)