滋賀県長浜市、住民の健康増進と脱炭素活動を推進[ニュース]
滋賀県長浜市は、環境問題に着手したプロジェクトを2023年8月1日より実施した。自動車や各種乗り物から発生するCO2を減らし、脱炭素の活動を推し進める姿勢だ。
エコライフアプリ「SPOBY」の導入
長浜市が掲げている「エコカーボンながはま」の取り組みとして、エコライフアプリ「SPOBY」の導入を実施する。同アプリは、歩行や自転車移動の距離に応じて「ジュエル」や「脱炭素ポイント」を得られる仕組みだ。脱炭素ポイントは、協賛する地域店舗で特典交換できることが特徴。
環境問題のひとつであるCO2削減と住民の健康増進、市民生活の向上など、同アプリを導入することで得られるメリットは大きい。地域住民が楽しみながら健康意識と環境問題への関心を高められることもメリットのひとつである。個人情報の保護を強固にした上で市民の流動解析も行え、インフラ整備に役立てることも可能だ。
滋賀県長浜市の「ゼロカーボンシティ」内容
長浜市は「ながはまゼロカーボンビジョン2050」を目指している。事業内容は「環境面」や「経済面」「社会面」の視点から、地域の発展と成長を高めることが狙い。
「こほくゼロカーボン推進連絡会議」を設立し、市内事業者の脱炭素に関する取り組みや地域一体となった事業推進を図る。また、排気量を実質的なゼロにするゼロカーボンへの取り組みを日本や世界中に発信し、長浜ブランドの認知度を高めることも視野に入れて活動している。
(執筆:デジタル行政 編集部)