茨城県常陸太田市、気軽にふるさと納税ができる「ふるさとNow」を導入[ニュース]
茨城県常陸太田市は、現地決済でふるさと納税を簡単にできるシステム「ふるさとNow」を導入する。市内の施設で2023年7月12日から順次利用可能だ。
「ふるさとNow」の概要
「ふるさとNow」とは、市内のゴルフ場や宿泊施設などに設置されているタブレット端末からふるさと納税ができるサービスだ。その場で返礼品を受け取れる。
寄附者は寄附に必要な情報をタブレット端末から入力し、ふるさと納税を行う。自治体側は直接返礼品を渡すため、発送や梱包の手間を削減できる。例えば、旅先でその地域が気に入ればその場で寄附できる便利なサービスだ。
寄附金の使いみち
常陸太田市は寄附金を、将来像実現に向けた事業に活用している。
事業の内容は以下の4つだ。
- 未来を担う人づくり
- 自然を活かしたまちづくり
- 歴史・文化を活かしたまちづくり
- 地域の元気づくり
これまでの寄附金は、小中学校の教育支援事業や林業振興事業、指定文化財公開事業など、地域を活性化させる多くの事業に活用した。
返礼品の内容
施設に設置されたタブレットで寄附をすると、その施設で利用可能なクーポン券を寄附金額に応じて受け取れる。クーポン券は受け取った当日から利用可能。市内3つのゴルフ場と、1箇所の宿泊施設でサービスを順次開始する。
常陸太田市は、ゴルフや宿泊を楽しみながらふるさと納税を通して市の取り組みを応援してもらいたい考えだ。
(執筆:デジタル行政 編集部)