岐阜県庁、リモートワーク環境の改善で働き方改革とBCP対策を実現[ニュース]
概要
岐阜県庁は、株式会社レコモットが提供するリモートアクセスサービス「moconavi」を導入し、リモートワーク環境を整備した。この取り組みにより、働き方改革の推進とBCP対策が実現した導入事例を発表した。
導入の背景
岐阜県庁は、職員のテレワーク環境整備において先駆的な取り組みを行っている。
今まで、VDI方式とRDS方式を導入して1200台のPCと900IDを活用してきた。しかし、どちらもPCが必要となるため、携帯性や利便性に課題があった。
そこで、6,000IDのリモートアクセスサービスを導入することに決定。これにより、職員はスマートフォンを利用してメールやスケジュールを確認し、ファイルの閲覧ができるようになった。
導入後、職員の業務量軽減を実現。また、職員どうしや役所内での意思決定を迅速化させ、業務の効率化や生産性の向上に貢献した。
この取り組みは、職場を固定せず自由な場所で業務を行えることや、BCP対策も実現した事例として注目されている。
岐阜県庁は、この事例を公開し、他の地方自治体に普及させることを目指している。
今後も、新たなICTソリューションを活用しながら、効果的なリモートワーク環境の構築と働き方改革を推進する方針だ。
(執筆:デジタル行政編集部)