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長野県岡谷市、災害時のWi-Fi整備でデジタル田園都市国家構想推進交付金を活用 [ニュース]

長野県岡谷市、災害時のWi-Fi整備でデジタル田園都市国家構想推進交付金を活用 [ニュース]

概要

長野県岡谷市は、市内の施設において災害時に活用できるWi-Fi環境を整備した。

これは、デジタル田園都市国家構想推進交付金を活用した取り組みであり、株式会社バッファロー製の法人向け無線LANアクセスポイントを採用している。

岡谷市は、2006年に発生した災害経験をきっかけに、防災・減災対策に取り組んでいる。今回は災害時の課題である「通信の提供・強化」の対策として、Wi-Fiを導入した。

取り組みの目的は、災害時において迅速に防災情報を入手し、外部との連絡を可能にする通信手段の確保だ。

災害時の通信問題について

災害時には、公共Wi-Fiを使用した多人数での通信が予測される。長野県岡谷市は、アクセス集中による通信負担を軽減するため、市内の避難所である各拠点施設に無線LANを設置した。これによって、回線混雑時にも通信の遅延なく情報取得が可能になった。

また、施設内は平時にも使用されているため、Wi-Fiを活用することにより、利用者の快適なスマートフォン利用が可能になる。

岡谷市は今後も防災・減災対策の一環として、市民の安全を守るための取り組みを進めていく予定だ。

(執筆:デジタル行政 編集部)