新潟県佐渡市、求人のDX化で離島の就労マッチングを支援[ニュース]
新潟県佐渡市は株式会社Matchbox Technologiesと連携し、2023年6月1日より「デジタル技術を活用した柔軟な雇用・多様な人材活躍支援事業」を推進する。この事業を通して求人のDX化を図り、地域の労働力を確保する狙いだ。
事業の概要
新潟県佐渡市はギグワークプラットフォームとして「さどマッチボックス」を開設した。このアプリケーションを活用すると、全国各地から佐渡市内の求人を閲覧・応募ができる。
利用企業の活用方法
・株式会社Matchbox Technologiesに利用申し込みすると、佐渡市内を就業地とした求人を掲載できる
・利用企業はサイトおよびアプリケーション上で簡単に求人を出せる
求職者の活用方法
・求職者はサイトやアプリケーション上で佐渡市内の求人を閲覧し、応募できる
・就労期間が短い求人にも応募できる
「さどマッチボックス」には現在21社の求人掲載が見込まれている。宿泊や飲食・農業・建設などの関連企業が参加し、今後さまざまな求人が掲載される予定だ。
新潟県佐渡市は求人をデジタル化することで応募状況を把握し、雇用における需要と供給の可視化を図る。「さどマッチボックス」を通して得られた情報を基に、雇用機会の拡充に向けた支援策を検討する狙いだ。
(執筆:デジタル行政 編集部)