静岡県、ICT・サービス関連企業の進出を補助する制度を開始[ニュース]
静岡県は、若者や女性の積極的な雇用創出・地域産業の高度化および活性化を図る目的で、ICT・サービス関連やICT関連の企業が県内進出する際に利用できる補助制度を創設した。当制度は県内に設置する事業所にかかる通信料や賃借料、改修費などを対象に、費用の半額を1年から3年間にわたって補助するものだ。最大2180万円の補助金を交付する。
概要
静岡県ではこれまで、柔軟な働き方を選べる地域づくりの一環として県外企業のサテライトオフィスの誘致を推進してきた。令和5年度からはこの取り組みを発展・加速させ、人口減少防止へ寄与するために、情報通信業や専門サービス業および高度ICT関連企業の誘致を強化する方針である。同時に、若者・女性の雇用を創出し、産業を高度化することで地域活性化を目指す。この取組の1つとして、「ICT・サービス関連企業進出事業費等補助金」を令和5年4月1日から施行した。
制度内容
当制度は、ICTおよびサービス関連企業が県内に新しく事業所を設置するための費用を一部助成する補助制度だ。種類は利用する企業の業種・事業の内容に応じて「ICT・サービス関連企業進出事業」「高度ICT人材確保事業」の2つに分けられる。
(執筆:デジタル行政 編集部)