【広島県庄原市】「なみか・ほろかカード」を活用したキャッシュレス決済推進プロジェクトを支援[先進事例]
広島県庄原市はキャッシュレス決済推進協議会と連携し、キャッシュレス決済推進事業に取組んでいる。キャッシュレス決済推進協議会は市内3つの商工団体と庄原観光推進機構で構成されており、官民連携で事業を推進している。広島県庄原市は地域経済の活性化を図るため、キャッシュレス決済推進事業を全面的に支援する狙いだ。
キャッシュレス決済推進事業の概要
広島県庄原市は「なみか・ほろか」カードを活用した、キャッシュレス決済推進事業を支援している。「なみか・ほろか」カードとは電子マネー機能が搭載されたポイントカードだ。カードを活用して地域のキャッシュレス化を推進すると伴に、地域経済の循環を図る。商工団体の協力で運営経費が低額であるため、事業者・利用者の双方に利益が還元される仕組みだ。
「なみか・ほろか」カードの活用
「なみか・ほろか」カードの利用が拡大すると、地域経済の活性化が期待できる。広島県庄原市では「なみか・ほろか」カードの普及にむけて、さまざまな取り組みを実施している。
・カードを利用して買い物するとポイントを還元
・現金をカードにチャージした際はプレミアムポイントを付与
・自治振興区活動へ参加するとポイントを付与
・転入者にポイントを付与
・マイナポイントとの連携
事業のシステム構築や利用促進に向けたキャンペーンなどの費用には、内閣府の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が活用された。
【参考情報】
人口:3.3万人
関連URL:
https://www.city.shobara.hiroshima.jp/main/industry/post_1377.html
広島県庄原市のホームページへようこそ (city.shobara.hiroshima.jp)(庄原市HP)
※本記事は令和4年9月に総務省より公表された「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」を基に作成・編集している。
https://www.soumu.go.jp/denshijiti/index_00001.html
「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」:
https://www.soumu.go.jp/main_content/000835268.pdf
(執筆:デジタル行政 編集部)