【北海道江差町】地域買い物カード「江差町EZOCA」を発行[先進事例]
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北海道江差町は地元企業との包括連携事業として、地域買い物カード「江差EZOCA」を新規で発行した。カードの発行を通して住民サービスの向上を図り、地域活性化を推進する。
北海道江差町が発行した「江差EZOCA」は、地域還元型のポイントカードだ。北海道に位置するEZOCA提携店で利用するとポイントが貯まり、貯まったポイントでさらに買い物ができる。町内の45店舗ほどが連携店として参加しており、人口約7千人の町で約5,500枚の「江差EZOCA」を発行した。今後もより一層カードが普及することで、町内経済の活性化を期待している。
「江差EZOCA」の活用
北海道江差町は「江差EZOCA」を活用して、さまざまな取り組みを実施している。特定健診や介護予防教室・地域防災訓練などに参加すると、「江差EZOCA」ポイントを付与する取り組みを実施している。取り組みを通して健康リスクの解消につなげ、医療費や介護費を抑制させる。
さらに「江差EZOCA」の普及イベントも開催し、地域におけるキャッシュレス化を推進する。「江差EZOCA」の普及を通してレジの混雑を避けると同時に、従業員との接触頻度を削減させ感染症の拡大を防ぐ狙いだ。
今後の展望
北海道江差町は今後も、生活における情報通信技術の活用を支援する。近年のIT化に伴い「スマートフォン教室」も開催しており、継続した支援を実施する。
【参考情報①】
人口：0.7万人
関連ＵＲＬ：https://www.hokkaido-esashi.jp/
【参考情報②】新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金
（内閣府）とは
ＵＲＬ：
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金 – 地方創生推進事務局 (chisou.go.jp)
※本記事は令和4年9月に総務省より公表された「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」を基に作成・編集している。
総務省「自治体DXの推進」:
https://www.soumu.go.jp/denshijiti/index_00001.html
「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」：
https://www.soumu.go.jp/main_content/000835268.pdf
（執筆：デジタル行政 編集部）