東京都稲城市、公式ホームページに自動多言語化ソリューションを導入[ニュース]
稲城市は、以前より数カ国語での情報発信を行っている。一方で、文章の細かな調整や翻訳の精度など、管理が行いにくいという課題を抱えていた。そこで稲城市は、株式会社システート ソリューションズが提供している「Cistate Translation Proxy (システート トランスレーション プロキシ)」を導入した。
「Cistate Translation Proxy(システートトランスレーションプロキシ)」
多言語で運用したい日本語のWebサイトを用意するだけで、AIが自動で翻訳を行う仕組みだ。最小限の労力で多言語サイトを立ち上げることができ、言語の追加や変更も手軽にできる。また、「Cistate Translation Proxy(システートトランスレーションプロキシ)」には、以下の3つの特徴がある。
・最新の機械翻訳による高品質な翻訳。
・日本語サイトでの更新分も自動で翻訳。
・翻訳編集エディターも付属しているため、修正部分もオンラインで修正可能。
今後の動き
稲城市は、今後ホームページのリニューアルを検討しており、リニューアル後も以前の仕組みをそのまま使用できることから、導入を開始した。そのため、今後も翻訳精度の評価や用語の整備を進めるなど、市内在住の外国人へ向けての情報発信をより強化していく見込みだ。
(執筆:デジタル行政 編集部)