佐賀県、サッカーの試合を自動で撮影できるスポーツAIカメラを設置[ニュース]
佐賀県のSAGAサンライズパークボールフィールドは、スポーツの試合を自動で撮影・配信する「STADIUM TUBE S1」を導入した。今回の取り組みは、佐賀県が注力している「SSP(SAGAスポーツピラミッド)構想」の一環だ。実力の高いアスリートの育成を目的とし、スポーツAIカメラソリューションを活用する。
「STADIUM TUBE S1」を開発を手がけるNTTSportictは、スポーツの自動撮影を通じた地方創生の推進に取り組む方針である。
導入の経緯
佐賀県はアスリートの育成を通じて県内のスポーツ文化を拡大させ、更なるスポーツ人材の育成を促し、双方で好循環を確立する構想(SSP構想)を推進している。令和4年度からはデジタル機能搭載トレーニング機器の導入補助を開始。AI・デジタル技術を用いたアスリート育成環境の配備した。今回導入したスポーツAIカメラソリューションも、SSP構想の一環である。
システム概要
「STADIUM TUBE S1」は、設置された場所で行われるスポーツの試合・練習を自動で撮影する。「オートプロダクション」モードでは、人間が撮影したときのような⾃然なカメラワークが実現可能だ。また、動画再⽣前に広告を⾃動で挿⼊することもできる。
(執筆:デジタル行政 編集部)