• TOP
  • 記事
  • 兵庫県加古川市、BLEタグを...

兵庫県加古川市、BLEタグを用いた見守りサービスの提供[ニュース]

兵庫県加古川市、BLEタグを用いた見守りサービスの提供[ニュース]

兵庫県加古川市は令和5年度よりジョージ・アンド・ショーン株式会社を採択し、見守り機能の強化を推進している。同社が提供する高精度な見守りシステム(biblle)を活用して、官民連携で地域住民の安全を確保する狙いだ。

取り組みの背景

兵庫県加古川市は少子高齢化が加速しており、子どもから高齢者まで安全に暮らせる環境を整備する必要がある。そこで兵庫県加古川市は位置情報システムを活用し、先進的な見守りサービスの提供を推進している。子どもや高齢者を対象に見守りサービスを展開し、誰もが安全に暮らせる地域社会の実現を図る。このサービスを通して地域における見守りコミュニティの構築を促し、地域包括型の街づくりを促進する狙いだ。

見守りサービスの概要

兵庫県加古川市は小学校の通学路や市公用車・郵便車両などに「見守りカメラ」を設置している。見守りカメラには「ビーコンタグ(BLEタグ)検知」が内臓されており、子どもや高齢者にBLEタグを持ち歩いてもらうと位置情報を取得できる。取得した位置情報履歴を保護者や家族に確認してもらうことで、犯罪や事件・事故の抑制、住民の安全を確保する狙いだ。また加古川市は、本市が運営するスマートフォンアプリでも、位置情報履歴の検知を可能にした。このアプリは約20,000台のスマートフォンでダウンロードされており、利便性の高い暮らしに貢献している。

(執筆:デジタル行政 編集部)