愛知県豊橋市、保育園に「icuco®book」を導入[ニュース]
愛知県豊橋市は市内の認可保育園7園にて、icuco株式会社が開発した保育業務オートメーション化システム「icuco®︎book」の導入を決定した。システムの導入は、今回の事例が全国で初。今後、静岡県・千葉県・大阪府などの保育園およびこども園でも導入が予定されている。
システム概要
現在、保育施設の利用者数が増加している一方で、保育士における業務負担の増加が問題だ。また、園児の数に比べて保育士が不足していることも社会課題である。「icuco®book」は、保育士にとって負担が大きい事務作業を効率化できるシステムだ。また、複数園を同時に運営する大手施設に便利な集中管理機能を搭載し、職員データの一括管理が可能。これによって正確な情報の共有を素早く実現し、管理の手間・時間を削減し、経営効率を向上させられる。
今後の見通し
近年、通園バスにおける置き去り事故が問題となり、令和5年4月、政府が通園バスに安全装置を設置することを義務化した。それを受けて、「icuco®book」は置き去り対策のソリューションと連動した園児の見守りサービスを展開する予定。icuco株式会社は人の目・センサーの目・カメラの目の3つを用いて見守ることで、バス内園児の見落としゼロを追求した製品の開発を進めており、近日販売予定である。
(執筆:デジタル行政 編集部)