【鹿児島県南大隅町】ユニバーサルデザインフォントを活用した情報発信[先進事例]
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鹿児島県南大隅町は町のホームページにユニバーサルデザインのフォントを導入した。導入を通して誰もが正しい情報を取得できる環境を構築する。
導入の背景
鹿児島県南大隅町は高齢者の住民が多い地域だ。高齢者や視覚の弱い方に正しく情報を届けるためには、読み手に配慮したフォントの使用が効果的だ。鹿児島県南大隅町は従来より広報誌でユニバーサルデザインフォントを活用してきたが、住民はさまざまな方法で情報を収集している。地域住民のニーズに答えるためには、デバイスに依存しない情報伝達を要する。鹿児島県南大隅町は、町のホームページを閲覧する住民の半数がデジタル端末を使用していることを受け、町のホームページにもユニバーサルデザインフォントを導入した。
ユニバーサルデザインフォントの導入
鹿児島県南大隅町が導入したユニバーサルデザインフォントは、高齢者向けスマートフォンに採用されており、読み手に配慮したWEBフォントだ。このフォントはスマートフォンやタブレットでも活用でき、デバイスに依存することなく情報を伝達できる。ユニバーサルデザインフォントの導入から1年後には文字サイズとフォントの太さを調整し、デジタル端末での読みやすさをより向上させた。鹿児島県南大隅町は情報伝達ツールであるホームページにユニバーサルデザインフォントを導入し、住民に対してより正確な情報を届ける。
【参考情報】
人口：0.6万人
関連ＵＲＬ：鹿児島県南大隅町公式ホームページ (minamiosumi.lg.jp)
本記事は令和4年9月に総務省より公表された「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」を基に作成・編集している。
総務省「自治体DXの推進」:
https://www.soumu.go.jp/denshijiti/index_00001.html
「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」：
https://www.soumu.go.jp/main_content/000835268.pdf
（執筆：デジタル行政 編集部）