マイナンバーカード、23年4月末日時点の交付率は69.8%で前月比2.8ポイント増[ニュース]
総務省は、2023年4月末日時点のマイナンバーカード交付率を公表した。
公布枚数は、8,786万5,814枚で、2022年4月末日時点の人口に対する交付枚数率(交付率)は69.8%、前月の67.0%に対して2.8ポイント増加した。
【参考】マイナンバーカード、23年3月末日時点の交付率は67.0%で前月比3.5ポイント増[ニュース](URL)
内訳をみると、指定都市が69.4%(前月比2.5ポイント増)、特別区・市(指定都市を除く)が69.7%(前月比2.9ポイント増)、町村は71.7%(前月比2.9ポイント増)。
都道府県別では、宮崎県が最も高く、81.8%となった。これに鹿児島県が75.7%、佐賀県が75.1%と続く。一方で普及率が最も低いのは沖縄県で57.1%、これに続いて高知県が66.5%、埼玉県が66.7%と低い。
人口に対する交付枚数率上位は、“指定都市・特別区”においては、熊本県熊本市が73.5%で1位。2位は広島県広島市で73.1%、3位が千葉県千葉市で72.8%。
“中核市”においては、宮崎県宮崎市が81.0%で 1位、秋田県秋田市が74.9%で2位、3位が鳥取県鳥取市で74.8%になった。
なお、令和5年5月7日(日)時点での、有効申請受付数は累計で9,670万9,475枚で、人口(※)に対する割合は約76.8%となった。
※令和4年1月1日時点の住基人口(1億2,592万7,902人)に対する割合。
(執筆:デジタル行政 編集部 柏 海)