千葉県木更津市、パートナーシップ証明書の導入[ニュース]
千葉県木更津市は、2023年4月1日からパートナーシップ・ファミリーシップ宣誓制度を開始する。その一環として一般社団法人Famieeと協定を結び、同社が発行する「パートナーシップ証明書」の取り扱いを開始する。協定を通して千葉県が交付する「パートナーシップ宣誓証明書」と同様の取り扱いができる環境を構築する狙いだ。木更津市は性別に関わりなく誰もが家族やパートナーと暮らせる環境を整備し、共生社会の実現を図る。
パートナーシップ証明書の導入
千葉県木更津市が取り扱いを開始する「パートナーシップ証明書」は、一般社団法人Famieeが発行する家族関係証明書だ。2021年2月25日から発行されており、約80の企業や団体が「パートナーシップ証明書」を取り扱っている。「パートナーシップ証明書」を取り扱う企業で利用すると、パートナーと家族関係であることが証明でき、家族を対象としたさまざまなサービスが受けられる。
「パートナーシップ証明書」導入企業のサービス
不動産や医療、金融業者など幅広い事業所が「パートナーシップ証明書」を取り扱っており、日々の生活と密接に関連するサービスが受けられる。
・家族を対象にした福利厚生サービス(慶弔休暇・介護休暇・家族手当など)の取得
・パートナーの手術や輸血などにおける同意書へのサイン
・クレジットカードにおける家族カードの作成
・同性同士で入居可能な住宅の紹介・同性パートナーにおける家賃保証審査など
(執筆:デジタル行政 編集部)