神奈川県真鶴町、まちづくりのために「真鶴町公民協働プラットフォーム」を導入し、地域の課題解決に取り組む[ニュース]
真鶴町は株式会社Groove Designsと連携し、まちづくりのためのデジタルプラットフォームである真鶴町公民協働プラットフォームの公開をしている。
これは、行政と民間企業が協力して、地域の課題を解決するために活用するものである。
導入の目的
真鶴町は、町内での行政と民間企業、町民同士が協力した活動を可視化することと、地域内のプレイヤーと外のプレイヤーが連携できるような支援に取り組んできた。この取り組みは現在も続けており、今回のプラットフォームの導入によって、町民のまちづくりへの参加や共にまちづくりをすることへの促進をはかることが目的だ。
導入の背景
真鶴町は2017年に神奈川県で初めて過疎地域に指定された。人口の減少と、少子高齢化の傾向が著しく見られる。県が抱える課題の1つであるため、移住支援やサテライトオフィスの誘致などを進め、人口の増加を実現した。今後は定住支援も強化する予定だ。それによって多様化する課題に対応するために、公民協働の取り組みが重要だと考えた。行政の視点のみではなく、民間事業者と対等な立場で議論し、改善策を見つけるために今回の導入に至った。
プラットフォームの役割
このプラットフォームには、真鶴町にある企業や町民などの取り組みを発信し、団体同士の連携を促進する場としての役割がある。
(執筆:デジタル行政 編集部)