【秋田県大仙市】デジタルを活用して地域の魅力を発見するスタンプラリーを実施[先進事例]
大仙市は、地域の観光資源や観光名所を巡りその魅力に触れてもらうことを目的として、デジタルスタンプラリーを開催している。
イベントの特徴
コロナ禍によって、県外の参加者の割合が低くなることを想定し、地域住民向けに興味を持ってもらえる内容に変更するなどの工夫をし、楽しみながら地域を巡ってもらえる仕掛けにつなげている。デジタルを活用したスタンプラリーを実施することで非接触による感染症対策ができ、参加者は安心して楽しめる。これに加えて、スタンプの収集からアンケートの回答、プレゼントの応募までをアプリ上にてワンストップで行えるようにしている。
開催の経緯・参加者の反応
参加者の年齢や居住地などのステータスをデータで取得でき、新たな観光施策を検討するためのエビデンスとして活用することが可能であるため、参加者と主催者双方にとってメリットが大きいと判断し、開催を決定した。また、参加者が自身のスマホやタブレットを活用することで、スタンプ収集からプレゼント応募までワンストップで行えるため、手軽に参加してもらえると考えた。参加者からはスタンプラリーによって訪れたことの無い施設を知る機会ができたと好評である。グッズの充実を希望する声も上がっており、今後の課題も見つかった。
【参考情報】
人口:7.9万人
関連URL:https://www.city.daisen.lg.jp/docs/2021090300038/ (市HP)
※本記事は令和4年9月に総務省より公表された「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」を基に作成・編集している。
総務省「自治体DXの推進」: https://www.soumu.go.jp/denshijiti/index_00001.html
「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」:
https://www.soumu.go.jp/main_content/000835268.pdf
(執筆:デジタル行政 編集部)