三重県、デジタル社会形成のため「みえのデジタル社会の形成に向けた戦略推進計画」を公表[ニュース]
三重県は、デジタル社会形成への計画を発表した。「みえのデジタル社会の形成に向けた戦略推進計画」と名づけ、「みえ元気プラン」の一部である分野別計画として公表している。ホームページも公開しており、誰が見ても分かりやすく伝わることを目的としたデザインを意識している。
計画公表の背景
三重県は、多様化する社会に適応したり、ジェンダー平等を重要視する寛容な社会の実現を目指す。誰もが住みたい場所に住める三重県を実現させるために、すべての人が幸せにすごし、人々の思いを大切にし、地域の持続可能性を実現できるDXの推進を実行している。これをあったかいDXと呼んでいる。
みえデジプランの概要
みえデジプランとは、人々の思いを実現する「あったかいDX」を基本理念として掲げた。三重県は、デジタル化によって得られる効果は、生産性の向上や、効率化だけではないと考える。デジタル化を推進することでスマートな暮らしが実現し、県民の心や時間に余裕がうまれる。また、それぞれが自己実現を図れる。三重県は、人に寄り添うデジタル社会の実現を目指す。
みえデジプランの計画における期間は、令和4年12月から令和8年度だ。
三重県がめざしている社会
三重県は、デジタル化に対して積極的な人にも、不慣れな人にも、不安を抱えている人にも、デジタル社会の恩恵を受けられるようにするべきだと考えている。
デジタル社会を、誰もがデジタルの恩恵を受けられる社会と捉え、形成に向けて取り組む予定だ。
(執筆:デジタル行政 編集部)