新潟県三条市、販路開拓支援事業の受託企業が開発した新商品のプロジェクトページを制作[ニュース]
新潟県三条市は、ニューワールド株式会社とオンライン流通の拡大や事業展開などを目的に業務委託契約を交わした。ニューワールド株式会社は、ものづくり企業の流通支援カンパニーである。そして今回、三条市内の企業が開発した新商品をMakuakeプロジェクトのページに掲載するに至った。
Makuake(マクアケ)プロジェクト
三条市は、令和4年度よりクラウドファンディングプラットフォームのMakuake(マクアケ)を中心に、新商品の開発やブランド構築などに挑戦する企業へ販路開拓支援事業を実施している。また、業務委託として連携しているニューワールド株式会社はこれまでにも、200件以上ものプロジェクトをサポートした実績がある。そのうちの70件以上を燕三条エリア内のプロジェクトとしており、三条市とは深く関わってきた企業だ。
その関係もあって、令和3年には三条市に拠点を設け三条市に根差したサポートを行っている。
新商品は「Oogane Value ウェイビーグリップ木割手斧」
今回発表された新商品は、大工道具メーカーが作ったプロ仕様の片手斧「Oogane Value ウェイビーグリップ木割手斧」だ。家庭用品からプロの道具までを手掛ける「カネコ総業」が開発。木の加工を得意とするカネコ総業はグリップ部分に「ウェイビーグリップ」を採用。独自の加工技術により、女性や高齢の方でも快適に使える。刃は鍛冶職人の手によって1つ1つ丁寧に作られており、キャンプやアウトドアシーンで活躍するだけでなく枝打ちや剪定などの園芸用品としても利用できる仕様だ。2023年2月27日までMakuakeプロジェクトページ内にて先行販売を実施している。
(執筆:デジタル行政 編集部)