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群馬県安中市、ドローンを活用した新スマート物流構築の実験を実施[ニュース]

群馬県安中市、ドローンを活用した新スマート物流構築の実験を実施[ニュース]

群馬県安中市は、セイノーホールディングス株式会社・株式会社エアロネクストと包括連携協定を結び、スマート物流の構築を推進している。その一環として2023年2月8日にドローンを活用したスマート物流の実証実験を実施した。実験を通して、セイノーホールディングス株式会社・株式会社エアロネクストが開発を進めている配送サービスの導入を検討する。この配送サービスは、新スマート物流「SkyHub®*2 」と呼ばれており、群馬県安中市はドローン配送と陸上輸送をつないだ新たな物流の構築を目指す。

実施の背景

群馬県安中市は人口が減少し続け、少子高齢化が進んでいる。高齢化が加速する地域や、バス路線がない地域住民の生活を維持するため、物流システムの最適化は喫緊の課題だ。今回の実証実験を通じて、群馬県安中市は新たな配送サービスを導入し、生活の利便性を向上させること、買い物や通院などが困難な地域住民の暮らしを支援することを目的としている。

実験の概要

群馬県安中市は地域住民と連携し、スマート物流の実証実験を実施。ドローン配送を活用して小学校・ゴルフ場・病院をむすび、各場所の住民に食品や処方薬を届けた。導入に向けて、積み荷を常に空にしない効率的な運用方法を実践し、食品と処方薬など異なる商品を同時に届けられるのかを検証する。また、チェーン配送を活用して「農産物の集荷・加工・納品」の連携を図る。

(執筆:デジタル行政 編集部)