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【長野県】「信州屋根ソーラーポテンシャルマップ」による建物ごとの太陽光発電設備の容量等の見える化[先進事例] 

【長野県】「信州屋根ソーラーポテンシャルマップ」による建物ごとの太陽光発電設備の容量等の見える化[先進事例] 

長野県は「2050ゼロカーボン」達成に向けて、地域と調和した太陽光発電設備の設置拡大を図るために、信州の屋根ソーラーの普及を推進。「すべての屋根に太陽光を」を合言葉に、さまざまな施策を展開することで普及スピードを加速させ、目標の達成を目指す。

信州屋根ソーラーポテンシャルマップ

信州屋根ソーラーポテンシャルマップは、県内の建物ごとにおける太陽光発電・太陽熱利用時のポテンシャルを、インターネットを通じて表示する仕組みのことである。

入力した住所をもとに、地域の日照時間や屋根面積、傾斜に応じて太陽熱利用のポテンシャルが「最適」(赤)・「適」(黄)で表示される。適している建物については、さらに以下の情報が分かる。

1.設置可能な設備容量

2.発電量

3.CO2削減量

4.予想節約金額

上記4つの項目を見える化することにより、自宅や事業所、工場などを検索し太陽光発電・太陽熱利用の導入を促す。

屋根ソーラー導入における2つの選択肢

屋根ソーラーに興味がある一方で、どのようにして製品を選べばよいのかが分からない場合に、長野県が具体的な購入方法を提示している。

1.個人選択型

製品の種類や容量、サービスを選択して個人で購入する。県が認定した事業者と契約して設置する場合は、県の補助金が活用可能(一定の要件有り)。

2.グループパワーチョイス(共同購入)

決められた製品を多くの人と購入することで価格の低下を目指す。

上記2つの購入方法にはそれぞれにメリットがあるため、自身の事情に合わせて太陽光導入の方法を選ぶことが重要だ。

【参考情報】

人口:207.2万人

関連URL:https://www.sonicweb-asp.jp/nagano_solar-map/

※本記事は令和4年9月に総務省より公表された「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」を基に作成・編集している。

総務省「自治体DXの推進」: https://www.soumu.go.jp/denshijiti/index_00001.html

「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」:

https://www.soumu.go.jp/main_content/000835268.pdf

(執筆:デジタル行政 編集部)