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横浜市、創発・共創によるデジタル・ガバメントの取組でデジタルソリューションを活用した実証実験開始[ニュース]

横浜市、創発・共創によるデジタル・ガバメントの取組でデジタルソリューションを活用した実証実験開始[ニュース]

横浜市デジタル統括本部は、デジタル技術を活用した創発・共創によるデジタル・ガバメント推進の取組を進めている。
令和3年12月よりIoTやデジタル技術などの先端技術を活用した新ビジネス創出等を目指す「I・TOP横浜」と連携し、障害者スポーツ文化センター「横浜ラポール」におけるデジタルを活用したサービス向上(新たなスポーツ機会の提供や、施設の利便性向上等)に資するデジタルソリューションについて6月から順次実証実験を開始していたが、7月以降のスケジュールが決定した。

■実証実験を行う提案ソリューション及びスケジュール
・音響通信による UD 防災ソリューション【エヴィクサー株式会社】

非常放送設備の音声でサイネージ等の情報デバイスを制御し、災害情報の画面表示やフラッシュ、バ
イブ振動等による情報伝達サービスを提供。電波ではなく音響通信技術を用いた制御が特徴。

・オンラインボッチャ【オンラインボッチャ協会】
ボールを転がすためのランプ(スロープ)をオンライン(Zoom とタブレットを利用)で制御すること
で、誰でもどこでもボッチャが楽しめる環境を実現。

・スマートフェンシング(スマート e スポーツ)【大日本印刷株式会社】
柔らかい剣とスマートフォンアプリを活用し、障害や国籍、性別を問わず、誰でも・どこでも・安全・
簡単・本格的にフェンシング競技を体験できる環境を提供。

・スマートコーチ【ソフトバンク株式会社】
遠隔地からでも ICT を活用して、現地でレッスンを受けているかのように、スポーツ指導や文化学
習を受けることが可能となる、時間や場所に縛られないオンラインレッスンツールの提供。

※既に日程発表済みのものを含む実証の詳細については以下の WEB サイトより
https://www.city.yokohama.lg.jp/business/keizai/iot/itop/itoplab4.html

創発・共創によるデジタル・ガバメントの取組~
障害者スポーツ文化センター「横浜ラポール」における
デジタルソリューションを活用した実証実験のお知らせ

■創発・共創によるデジタル・ガバメントの取組とは

横浜市デジタル統括本部では、横浜 DX 戦略の重点方針6に掲げる創発・共創とオープンイノベーショ
ンの仕組みとして、行政の業務やサービスにおける課題・改善要望(ニーズ)と、それを解決する民間企業等の皆様が有するデジタル技術(シーズ)提案をマッチングするオープンなプラットフォーム「YOKOHAMAHack!(ヨコハマハック)」を立ち上げている。
各所管課が「今」抱えているニーズを集約・公開し、企業や大学、団体等の皆様が持っているデジタル
技術をタイムリーに募ることができる環境を築き、これまでの仕組みとは異なる新たな取り組みとして解決策の創出を目指し、横浜のDXを推進する。

(執筆:デジタル行政 編集部 和泉 理子)