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東松山市、後継者不在の地域事業者と移住希望者をマッチングする”継業バンク”を開設[ニュース]

東松山市、後継者不在の地域事業者と移住希望者をマッチングする”継業バンク”を開設[ニュース]

宮城県東松島市は、M&Aの対象となりづらい地場産業等の後継者課題を解決する継業支援サービス「ニホン継業バンク 」を運営するココホレジャパン株式会社と連携し、「宮城県東松島市継業バンク 」を開設した。
移住定住施策と連携し、一次産業を中心とした後継者不在が深刻化する地場産業事業者と、移住者希望者とのマッチングを図ることで、地域の後継者課題解決と移住定住の促進を図る。

宮城県東松島市継業バンク: https://keigyo.jp/city/higashimatsushima-miyagi/

東松島市は、東日本大震災の津波の影響により、市の面積の約36%が浸水し、基幹産業である一次産業は、大きな被害を受けた。 災害復旧事業や復興交付金事業などを活用し、農業では、圃場の大区画化が進められたほか、農業用の施設、機械等の整備も進んだ。漁業においても施設や機械等の整備が進み、それぞれにおいて、担い手が法人化するなど一定の盛り上がりを見せているが、高齢化は徐々に進行している。商工業においては、新型コロナウイルス感染症の影響による廃業が懸念され、震災からの復旧・復興により新たに興った火が弱まることのないように、今後予見される大廃業時代に備え、各事業の後継者確保、技術承継を進める必要がある。

東松島市継業バンクは、東松島市移住コーディネーターとも連携し、地域おこし協力隊制度やお試し移住などの移住施策を活用することで、移住の課題である「仕事」と「住居」の課題解決を図り、移住希望者を地域の担い手として迎え入れていく。

左から東松島市移住コーディネーター 関口雅代氏、東松島市 渥美巖市長、ココホレジャパン(株) 浅井克俊氏

6月6日から、耕作放棄地を活用した農園の後継者、わかめの養殖業の後継者、フラワーアーティストの弟子の3件を、地域おこし協力隊として募集を開始した。

わかめ養殖業の後継者など、地場産業の担い手を募集する

SDGs未来都市計画について – 東松島市公式WEBサイト
https://www.city.higashimatsushima.miyagi.jp/index.cfm/22,29665,69,289,html

(執筆:デジタル行政 編集部 和泉 理子)