大阪府、M&Aサクシードと連携協定を締結しM&Aマッチングを促進[ニュース]
大阪府は、法人・審査制M&Aマッチングサイト「M&Aサクシード」(https://ma-succeed.jp/)を運営するVisionalグループの株式会社M&Aサクシードと、2022年6月14日に、M&Aプラットフォームを活用した大阪府における中小企業支援に関する連携協定を締結した。
大阪府は同社と連携し、「M&Aサクシード」を大阪府内の中小企業に紹介し、府内事業者による同サービスへの登録を促進する。本連携を通じて、譲渡を希望する府内事業者に第三者承継の選択肢を提供し、「M&Aサクシード」に登録する全国の譲り受け企業8,000社とのM&Aのマッチングを促進していく。これにより、事業承継を支援し、地域産業の活性化を目指す。
■連携協定概要
・名称:M&Aプラットフォームを活用した中小企業支援に関する連携協定
・内容
(1) M&Aプラットフォーム等の周知・活用
(2) 中小企業に対する事業承継支援に関する情報提供
(3) 中小企業および支援機関等を対象とした研修等の実施
(4) その他、大阪府における事業承継支援に関すること
・連携に至った経緯
大阪府は、インターネットを活用した事業承継(M&A)を活性化させ、府内中小企業の円滑な事業承継を促進するため、経営資源移転円滑化支援事業(インターネット《事業引継ぎ支援》プロジェクト)を実施している。そのような経緯で、M&Aサクシードと連携協定を締結した。
■法人・審査制M&Aマッチングサイト「M&Aサクシード」について
「M&Aサクシード」は、譲渡企業と譲り受け企業をオンライン上でつなぐ法人・審査制M&Aマッチングサイト。譲渡企業は「M&Aサクシード」に会社や事業の概要を匿名で登録でき、譲り受け企業はその情報を検索して閲覧できる。譲り受け企業は興味を持った譲渡企業へ直接アプローチできるため、譲渡企業にとっては、潜在的な資本提携先の存在や、自社の市場価値を把握するきっかけになる。これにより、譲渡企業は経営の選択肢の一つとしてM&Aを早期から検討でき、経営者の選択肢が広がる。2017年11月にサービスを開始し、全国の譲渡案件が累計12,200件以上(掲載中4,600件以上)登録され、利用中の譲り受け企業は8,000社以上(2022年5月時点)。2022年6月、「ビズリーチ・サクシード」から「M&Aサクシード」にサービス名を変更した。
URL:https://ma-succeed.jp/
(執筆:デジタル行政 編集部 和泉 理子)