千葉市、「ローカルハブ」で官民連携推進事業の実証実験を開始[ニュース]
千葉県千葉市は、自治体と民間企業をつなぐプラットフォーム「ローカルハブ」を提供する株式会社クラウドシエンと、2022年05月29日(日)より「ローカルハブ」を活用した官民連携推進事業の実証実験を開始した。
ローカルハブHP:https://localhub.jp/
日本には、様々な地域課題がある。昨今では地域課題も複雑化しており、官民連携(PPP)の推進は必要不可欠となった。千葉市も官民連携を推進する自治体である。
千葉市は、特別史跡「加曽利貝塚」に代表されるように、はるか縄文の昔から、温暖な気候のもと、豊かな自然を受け継ぎながら、人々が暮らしを営み、県内あるいは東京圏の行政・経済の中枢・中核として発展してきた。
また、日本初の民間飛行場の開設や、戦後初の民間大型銑鋼一貫製鉄所の誘致など、時代の先端を行く様々な取組みが進められ、現在も未来型国際業務都市「幕張新都心」において、未来技術の実証を行うなど、挑戦を続けている。
千葉市の取り組みにおいて、民間企業との連携は必要不可欠。そこで今回、「ローカルハブ」を活用し、全国の官民連携に関心の高い事業者と千葉市を繋ぎ、より一層効果的に取り組みを進める為に、官民連携推進事業の実証実験を行う運びとなった。
千葉市とクラウドシエンとの実証実験では、「ローカルハブ」を活用し、下記提案を募集し、地域課題や行政課題の解決を目指す。なお、実証実験中の「テーマ型提案」のテーマについては、今後追加となる可能性がある。
1.民間企業等から事業の発案や既存事業の改善提案等を幅広く募集する「自由型提案」
2.モノレール駅空間の利活用に関するアイデアを募集する「テーマ型提案」
効率的に道路舗装の損傷を検出できる新技術を募集する「テーマ型提案」
(執筆:デジタル行政 編集部 和泉 理子)