三木市、デジタル技術を活用し、「送迎用バス置き去り防止」にチャレンジ[ニュース]
三木市は、2019年に連携協定を締結した株式会社官民連携事業研究所との協働事業として、エヴィクサー株式会社が有する技術を活用し、「送迎用バスの置き去り防止」に係る実証事業を行う。子どもたちの安全・安心を守る三木市保育協会及び市内でバス送迎を行う園の協力により実施する。
日時
12月15日(木)~2か月間程度
協力園
いずみ認定こども園、あけぼの認定こども園
目的
送迎用バスの置き去り防止に向け、デジタル技術を活用することで園児の安全・安心の確保に加え、リアルタイムに確認通知メールが園に届くことによる安心感や、デジタルログを残すことで点検+報告を同時にワンストップで行い、保育園側の負担軽減を図る。
仕組み
運転手やスタッフによるバス車内の見回りの際に、スマホで壁面に貼られた複数の「QRコード」シールを読み取ることで、車内を確認したことが、リアルタイムに園関係者等に通知できる仕組み。
今回の取組は、日々、保育現場を支える保育協会と連携し、社会的課題に対しデジタル技術を活用することで、費用や負担を抑え、「園児の安全」、「保護者の安心」、「園の負担軽減」の三方を解決できるとの仮説から実施するものとなっている。
(執筆:デジタル行政 編集部 渡辺 龍)