北九州市、公共施設のオンライン申請に関する実証実験を開始。スマートバリュー社・ウイングアーク１ｓｔが共同支援［ニュース］
北九州市は行政手続きオンライン化に向けた取り組みの一環として、公共施設のオンライン予約申請に関する実証実験を開始する。
オンライン手続きに関するテクノロジーを株式会社スマートバリュー、実証実験においてのデータ分析をウイングアーク１ｓｔ株式会社がそれぞれ支援する。
実証実験の概要
北九州市が管轄する体育館を対象とし、オンライン予約申請に関するシステム開始と運営を令和5年1月〜3月末まで実施する。
公共施設の予約システムについては、これまでも一部の自治体では提供されているが、利用者登録申請のために窓口へ行く必要があったり、特定スペースのみの予約など柔軟な貸出形態を選択することができなかったりなど、利用者にとって最適とは言えない面があった。
本実証実験では、利用者登録をオンラインで完結ができる環境を構築し、柔軟なスペース選択が出来る機能を提供し、その利用状況や、利用者の受容度、そのほか利用者向けアンケートなどを通じて利用者の声を収集、分析することで、最適なオンライン予約申請システムの提供形態を確認し、DXにつながる検証をしていく。
（執筆：デジタル行政 編集部 加納 奈穂）