【和歌山県】青少年をネットトラブルから守る安全で安心な環境づくり [デジタル化先進事例]
令和2年12月25日に策定した自治体DX推進計画では、「自治体DXの取組とあわせて取り組むべき事項」として、「全ての地域がデジタル化によるメリットを享受できる地域社会のデジタル化を集中的に推進する」という取組方針が掲げられた。
デジタル行政では、総務省が公表している各地方公共団体における地域社会のデジタル化に関する取り組み事例の参考事例集の一部を本シリーズにてご紹介する。
【事業の概要】
和歌山県では、青少年が安全に安心してインターネットを利用する環境を整備するために、小中高生・保護者・教員等に向けた情報モラル講座やインターネットフォーラム、有害情報から青少年を守るネットパトロール、ネットトラブル相談窓口の運営などの取組を行っている。
情報モラル講座は、主に学校現場で実施しているが、青少年育成に関わる団体などについても、地域からの要望に応じて開催している。
インターネットフォーラムについては、青少年のネット問題について、専門的知識のある有識者等を交え、青少年が地域の大人と意見交換しながら学ぶことで地域全体におけるネット問題に関する意識を高めていく狙いがある。
【参考情報】
人口:94.5万人
関連URL(県HP):https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/031400/seishounen/index.html
※本記事は令和4年9月に総務省より公表された「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」を基に作成・編集している。
総務省「自治体DXの推進」: https://www.soumu.go.jp/denshijiti/index_00001.html
「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」:
https://www.soumu.go.jp/main_content/000835268.pdf
(執筆:デジタル行政 編集部 與那嶺 俊)