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【岩手県矢巾町】スマホ等で気軽にこころの状態を確認、相談機関への案内を実現 [デジタル化先進事例]

【岩手県矢巾町】スマホ等で気軽にこころの状態を確認、相談機関への案内を実現 [デジタル化先進事例]

令和2年12月25日に策定した自治体DX推進計画では、「自治体DXの取組とあわせて取り組むべき事項」として、「全ての地域がデジタル化によるメリットを享受できる地域社会のデジタル化を集中的に推進する」という取組方針が掲げられた。

デジタル行政では、総務省が公表している各地方公共団体における地域社会のデジタル化に関する取り組み事例の参考事例集の一部を本シリーズにてご紹介する。

【事業の概要】

矢巾町は、パソコンやスマホで気軽にこころの状態を確認できる「こころの体温計」システムを導入した。

自身の健康状態、人間関係、住環境、職場環境等に関する計13項目の質問に回答することで、ストレス度や落ち込み度を簡単にチェックすることができる他、産後の母親の心理状況を判定できる機能や、自身だけでなく家族など身近な人の心理状況についても確認できる機能を搭載している。

また、診断ページに各種相談機関の連絡先を掲載することで、相談窓口へのスムーズな案内を実現している。

【参考情報】

人口:2.7万人

関連URL(町HP):https://www.town.yahaba.iwate.jp/docs/2021082500033/

※本記事は令和4年9月に総務省より公表された「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」を基に作成・編集している。

総務省「自治体DXの推進」: https://www.soumu.go.jp/denshijiti/index_00001.html

「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」:

https://www.soumu.go.jp/main_content/000835268.pdf

(執筆:デジタル行政 編集部 與那嶺 俊)