富山県、習慣化アプリ「みんチャレ」で若年層を対象とした健康づくりチャレンジを実施[ニュース]
富山県は、習慣化アプリ「みんチャレ」を開発するエーテンラボ株式会社と、みんチャレを活用した健康支援事業「みんチャレHealthcare」による若年層向けの生活習慣の改善事業を11月1日より開始する。
県内の大学生等の若年層を対象に、習慣化アプリ「みんチャレ」を活用して二ヶ月間の健康づくりチャレンジを実施する。
導入背景
富山県の健康課題:20代30代の生活習慣の改善が必要
富山県は、県民の健康づくり推進の基本計画として「富山県健康増進計画(第2次)(2013年度から2023年度までの計画)」を策定し、その中で次世代の健康づくりを目標に置いている。
しかし、青年期の健康づくりにおいて、高校を卒業した後に朝食を欠食する者が多いことが課題であり、朝食欠食率は男性では20歳代、女性では30歳代が最も高くなっています。大学生は進学等の環境の変化により、生活習慣が悪化しやく、また、朝食の欠食は学習のパフォーマンスを下げるだけでなく、肥満や生活習慣病のリスクを高める。
青年期の生活習慣はその後の生活習慣病の発症などに影響を与えるため、若年層の健康づくりの支援が重要と考え、本事業の開始にいたった。
事業の概要
つながる健康プロジェクト
〜習慣化アプリで健康づくりに取り組んで、子ども食堂に野菜を届けよう!〜
若者世代が習慣化アプリ「みんチャレ」を活用して健康づくりに取り組むことが、子ども世代の健康への支援につながる。従来、自身の健康に関心がなかった若年層に生活習慣改善のきっかけを与えるとともに、あらゆる世代がともに健康になる富山県の実現を支援する。
■ 実施期間:令和4年11月1日から令和4年12月20日(2ヶ月間)
■ 対象者 :富山県在住の大学生等の若年層
■ 参加費用:無料
■ 定 員 :人数制限なし
■ 実施内容:
・習慣化アプリみんチャレを活用し、最大5人1組のチームで2ヶ月間生活習慣の改善に取り組む。
・健康のために下記5つの推奨行動を参考に継続する目標を選んで取り組む。
<5つの推奨行動>
1)朝食を食べる
2)野菜を多く取る
3)バランスよく食べる
4)歩く
5)早起きする
・みんチャレを続けて貯めたコインを寄付すると、富山県内の子ども食堂に野菜が寄付される。
(寄付の協賛企業:富山県野菜出荷組合協議会)
■みんチャレHealthcare
https://a10lab.com/service/healthcare/
■「みんチャレ」 について
https://minchalle.com/
(執筆:デジタル行政 編集部 加納奈穂)