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大阪狭山市、10月3日からデジタル地域ポイントの導入を開始[ニュース]

大阪狭山市、10月3日からデジタル地域ポイントの導入を開始[ニュース]

大阪府大阪狭山市と株式会社トラストバンクは10月3日から、トラストバンクが提供する自治体向け地域通貨プラットフォームサービス「chiica(チーカ)」を活用し、デジタル地域ポイントの導入を開始する。それに伴い同市は、指定した加盟店舗にて利用できる大阪狭山市独自のデジタル地域ポイント「さやりんポイント」を発行する。


「chiica」は、主に自治体が発行元となり地域通貨の発行、管理ができるプラットフォームサービス。電子決済に慣れていない方やクレジットカードを持っていない方なども利用しやすい“誰でも”使える地域通貨の実現をめざし、アプリとカードのハイブリッド型で提供している。


大阪狭山市は、新型コロナウイルス感染症や物価高騰などの影響を踏まえ、市民や市内事業者への経済支援策として、市内の加盟店で使用することができるデジタル地域ポイント「さやりんポイント」を発行する。また、「さやりんポイント」を利用するためのQRコード付きカード(さやりんポイントカード)を全市民に配布。ポイント利用を促し、市内経済の循環を図るため、市民ひとりにつき5,000円分(1ポイント=1円)を付与する(注)。

(注)利用開始日に付与されるポイント(5,000円分)の有効期限は、令和4年10月3日(月)から令和5年1月31日(火)まで


カードに付与されたポイントは、スマートフォンアプリに移行することもでき、市が指定する加盟店でカードまたはアプリを提示することで利用可能。カードは市民が保管し、今後も市独自の様々な事業でポイント付与を実施する予定。


デジタル地域ポイント「さやりんポイント」概要

◆事業開始日:2022年10月3日

◆地域ポイント名称:さやりんポイント

◆地域ポイント単位:ポイント(1ポイント=1円)

◆ポイント利用可能店舗(数): 184店舗

◆配布対象者:令和4年7月1日現在、大阪狭山市住民基本台帳に記録されている全市民

(執筆:デジタル行政 編集部 渡辺 龍)