浜松市とアマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社が連携協定を締結 [ニュース]
浜松市は、アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社との間で、市民の幸福感(Well-being)が溢れ、イノベーションが継続的に創発される活力ある地域づくりを目指し、デジタル・スマートシティのエコシステム形成に連携して取り組むことを目的として、連携協定を締結した。
浜松市は、人口減少・少子高齢化時代において、都市づくりや市民サービスの提供、自治体運営に“デジタルファースト”で取り組むことを宣言し、官民共創による持続可能な都市づくり、デジタル・スマートシティの取組を推進している。
デジタル・スマートシティの推進にあたっては、スタートアップやシビックテックコミュニティなど様々な民間のプレイヤーが次々に参画し、官民連携によるサービスの実装と事業化を通じて、地域とともに成長し、活性化していくエコシステムを市に形成していくことが重要となる。
今回、浜松市では、AWSジャパンとの間で連携協定を締結。デジタル・スマートシティのエコシステム形成に向けて、スタートアップの支援、シビックテックコミュニティの活性化、クラウド活用や情報セキュリティ対策に関する人材育成などに協力して取り組む。
令和4年9月15日(木)にオンラインで執り行われた締結式には、AWSジャパン 執行役員 パブリックセクター統括本部長の宇佐見 潮氏と浜松市長の鈴木康友氏が出席。それぞれ以下のようにコメントした。
▼AWSジャパン 執行役員 パブリックセクター統括本部長 宇佐見 潮氏
浜松市はインクルーシブな環境を醸成し、スタートアップや地域のクラウドエンジニアコミュニティがイノベーションを通じた社会課題の解決を後押ししています。
AWS は、浜松市が市民の皆様のより良い暮らしに向けて、オープンデータやクラウドサービス、デジタルスキルトレーニングをご活用いただけるよう支援することにコミットしています。浜松市のイノベーターの皆様をサポートし、持続可能なデジタル変革を育む真のデジタル都市への発展をご支援できることを心から嬉しく思います。
▼浜松市長 鈴木 康友
AWSのクラウドサービスは、浜松市デジタル・スマートシティ構想で掲げるアジャイル型まちづくりの取組との親和性が非常に高いと考えています。AWSはさらに、AWS Startup Ramp などの取組を通じ、公共分野に取り組むスタートアップの成長支援に注力しており、デジタル・スマートシティのエコシステム形成にともに取り組むパートナーとして、これ以上ないと考えています。
今後、AWSジャパンと連携した取組を通じ、市民の幸福感(Well-Being)が溢れ、イノベーションが継続的に創発される、活力ある地域づくりが一層進展していくことに期待します。
<協定の名称及び目的>
名称:
「デジタル・スマートシティのエコシステム形成に関する連携協定」
目的:
人口減少・少子高齢化時代において、市民の幸福感(Well-being)が溢れ、イノベーションが継続的に創発される活力ある地域を目指し官民共創で取り組むデジタル・スマートシティのエコシステム形成に両者で連携して取り組むことを目的とする。
<連携内容>
(1)スタートアップの支援に関すること
(2)シビックテックコミュニティの活性化に関すること
(3)人材育成に関すること
(4)インターネットやクラウド活用におけるセキュリティ対策に関すること
(5)デジタル・スマートシティやスタートアップの推進に係る情報発信に関すること
(6)その他、目的の達成のために必要と認められる事項
(執筆:デジタル行政 編集部 與那嶺 俊)