つくば市、資料動画化サービス「SPOKES」を利用開始。市役所の業務効率化と動画活用の推進を支援[ニュース]
茨城県つくば市は、「SPOKES」の導入を開始した。資料動画化サービス「SPOKES」は、株式会社BloomActが提供するサービス。紙の資料(PowerPoint)をアップロードするだけで、簡単に動画を作成できる。従来の動画制作(撮影・録音)にかかっていた、スタジオ・機材費用、時間や労力、ナレーターの人件費といったコストがなくなる。市役所での業務や情報発信に、「SPOKES」を役立てることで、業務改善と動画活用の促進を目指す。
情報発信のツールは紙からデジタル、文字や画像から動画へと変化してきている中、つくば市では、「動画の作成方法が分からない」「一度お金をかけて動画を作っても情報が古くなると使えない」といったハードルから、庁内での動画活用は進まないという課題があった。
「SPOKES」は作成もアップデートも簡単にできるため、これらのハードルを感じることなく、庁内での動画活用を促進できる。また動画の活用には、「何度も同じ説明をする必要がなくなる」「担当者による説明内容のムラがなくなる」といったメリットがあり、業務の効率化につながるという採用判断がされた。
想定される活用方法
1.同じ内容を繰り返し説明する市民向け資料の動画化
(例:保育園の入園手続き、確定申告の記入方法、スーパーシティとは 等)
2.職員向け研修資料やマニュアルの動画化
(執筆:デジタル行政 編集部 渡辺 龍)