宮城県、令和4年度デジタル田園実装拡大事業(農業者支援)を募集[ニュース]
宮城県は9月2日、令和4年度デジタル田園実装拡大事業(農業者支援)の募集を開始した。
概要
県内のアグリテック活用を推進するため,農業経営者のスマート農業関連機械の導入に対し補助金を交付します。
補助対象事業の内容
1.自動操舵システム等(RTK基地局利用のための部品[パラニ]やバージョンアップ等の経費を含む)
2.トラクター,田植機,コンバイン,マルチローター(ドローン)(自動操舵や自立飛行機能付き)
3.その他の県が認めるスマート農業関連機械・設備
補助対象者
農業者,農業生産法人,農業生産組織,農業団体等(経営面積の規模要件は設けない)
補助率・補助上限額
補助対象経費の2/3以内(交付上限:1,500千円)※1
※1 対象農業機械等1件当たりの補助率・補助上限とする。
交付条件
以下のア~ウの全てを満たすこと。
ア 県が整備するRTK基地局(※1)を5年以上利用すること。
イ 県が行うアグリテック推進のための調査分析に協力すること(作業時間・収支に関する資料提供等)。
ウ 県のスマート農業ネットワーク(会費無料)の会員であること,又は会員になること。
※1 県が整備するRTK基地局について(令和4年度中に整備完了予定)
・通信方式:インターネット回線を使うNtrip方式
・配信データフォーマット:RTCM3.0及び3.2
・通信にはOSがAndroidのスマートフォンやタブレット端末が必要(OSがiOSのiPhone等は,Ntrip方式に対応するアプリケーションがないため使用できない)
・通常の携帯電話が使用できないエリアでは,本方式は受信できない
・基地局の利用は,1台当たり2~3万円を予定(調整中)
募集期間
令和4年8月22日(月)から令和4年10月3日(月)まで
そのほかの申し込み方法の詳細は宮城県HPにて(URL)。
(執筆:デジタル行政 編集部 柏 海)