奥州市、キャッシュレス決済を導入[ニュース]
岩手県奥州市は、市民課・納税課・各総合支所などの市民窓口6拠点にて、クラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」を導入した。
「POS+」はポスタス株式会社が提供するサービス。「POS+」を、三井住友カード株式会社が提供するオールインワン決済端末「stera terminal(ステラターミナル)」上に、POSレジアプリとしてダウンロードすることで、キャッシュレス決済を始め、POSレジ機能の利用や、全拠点の一括管理が可能に。
奥州市は「キャッシュレス決済サービス導入事業」「スマート窓口事業」などに注力しており、今回の導入は、奥州市のデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進の一環で、住民票や印鑑証明書などの発行手数料等のキャッシュレス決済拡大による「新型コロナウイルス感染症対策」、「市民の利便性の向上」、「会計業務及び売上管理業務の効率化」を目指し決定した。
■導入場所
・本庁…市民課、納税課
・支所…江刺総合支所市民生活グループ、前沢総合支所市民福祉グループ、胆沢総合支所市民生活グループ、衣川総合支所市民福祉グループ
■対 象
・住民票の写し、住民票記載事項証明書など住民登録に関する証明交付手数料
・印鑑登録手数料、印鑑登録証明書交付手数料
・戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)、戸籍個人事項証明書(戸籍抄本)など戸籍に関する証明交付手数料、市県民税課税所得証明書、資産証明書、市税納税証明書など税関係の証明交付手数料ほか
■決済手段
・クレジットカード(5 種類) Visa、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブ(いずれもタッチ決済含む。)
・電子マネー決済(6 種類) iD、楽天 Edy、WAON、nanaco、QUICPay、交通系
・QR コード決済(6 種類) 楽天ペイ、d 払い、PayPay、メルペイ、au PAY、ゆうちょ Pay
(執筆:デジタル行政 編集部 渡辺 龍)