栃木県さくら市、DX領域における実証実験の公募開始[ニュース]
栃木県さくら市は、DX施策につながる先進的なデジタル技術を活用した実証実験プロジェクトの公募を開始した。
実証実験の趣旨
本事業では、「さくら市デジタル・トランスフォーメーション推進基本方針」に掲げる『デジタル技術を活かしたサービス向上で【暮らしの便利】を実現するスマートな小都市(まち)』の具現化に向け、AIやIoT等のデジタル技術を積極的に活用し、社会課題、地域課題の解消や市民が暮らしを楽しむための施策に繋がること目指すとともに、実証実験を公募し、それらをサポートすることで先進的な技術の実用化に貢献することにより、本市における新たな産業の創出や誘致、本市自体の認知度の向上及び行政サービスの向上を目的としている。
公募内容
1. スマート農業
2. デジタル技術を活かした観光誘客
3. 駅周辺でのデジタル技術を活用した実証実験
4. 移動対策
5. デジタル技術を活用した防災対策
6. デジタル技術を活用した未来の教育
7. 市と市民の間における連絡手段
8. デジタル技術を活かした情報提供
9. デジタルデバイド(情報格差)対策
なお、本市の地域課題解決や認知度向上に貢献できるものであれば、上記のテーマにかかわらず募集対象となる。
公募内容の詳細はこちらから
募集期間
令和4年7月15日(金曜日)~8月15日(月曜日)
支援の内容
1. 実証実験フィールドの提供(さくら市内に限る)
2. 実証実験のモニターとなる地域・団体・企業等の募集支援
3. 実証実験に係る地域や関係団体等との調整
4. 法制度に関するアドバイス
5. 行政データの提供
6. 実証実験の広報等プロモーション支援(新聞・ラジオ・市公式HP・SNS 等)
7. その他、実証実験の内容に応じた各種支援
※費用面でのサポート(補助金等の財政的支援)はない。
募集要項
本事業への応募希望者は、募集要項を確認の上で応募。
応募までの流れ
(1)事前相談
応募前に事前相談を行うことが可能。
市は相談内容と事業実施に係る趣旨との整合性などを検討し、応募検討者に対して助言等を行う。
以下の「事前相談シート(様式第1号)」を窓口に提出、または次の専用フォームから提出。
(2)応募
「さくら市DX実証実験サポート事業応募申請書(様式第2号)」を記入の上、専用フォームにて提出。
(執筆:デジタル行政 編集部 渡辺 龍)