山梨県中央市、県民の健康寿命延伸を目指して「健康見守りAI」の実証実験スタート[ニュース]
山梨県中央市は、株式会社アドダイスおよび株式会社アルプス、豊前医化株式会社と共に、「SoLoMoN Technology(以下:ソロモン・テクノロジー)」に基づく人工知能「ResQ AI(レスキューAI) 」を活用した健康見守りの実証実験を、2022年7月以降順次行う。
1.概要
対象者は、腕時計型のバイタル測定機器「ResQ Band」を装着し、健康見守りAI(ResQ AI)で解析を行う。不調、異常がある場合は行動の促しなどにより、健康増進、健康寿命の延伸を目指す。
1)自治体:山梨県中央市
・対象 高齢者、健康に不安を抱える者
・目的 高齢者福祉増進、健康寿命延伸
・実施予定イベント 週平均3,000歩/日以下の装着者に、ウォーキング促進アラート
2)企業:株式会社アルプス、豊前医化株式会社
・対象 従業員
・目的 健康経営の実践、クラスター対策 従業員の健康意識向上、健康寿命延伸
・実施予定イベント ResQ Band装着者対象に健康イベントを実施
・実施日 7月15日(金) 株式会社アルプス / 7月21日(木) 豊前医化株式会社
2.期間
令和4年7月1日(金)から、令和4年8月31日(水)まで
※実際の開始日は自治体、企業により異なる。
3.詳細
アドダイスの健康AI「ResQ AI」は、皮膚温、血中酸素濃度、心拍数などのバイタルデータから健康状態を「観える化」するAI。バイタルデータを解析し、不調の兆候や異常がある場合は、本人および管理者等にアラートを出し、気づきと早期対応を促す。
今回は、山梨県中央市では、一週間の平均歩数(日)が3,000歩以下の者にウォーキングを促すアラートを、また株式会社アルプスと豊前医化株式会社では、従業員の健康意識向上を目指すイベントを実施する予定。
病気になる前の状態(未病)にいち早く自らおよび周囲が気づき、早期対応することで健康寿命の延伸を目指す。
(執筆:デジタル行政 編集部 渡辺 龍)