足利市、DXを加速させるため「足利市CIO補佐官」をAeroEdge社から任命[ニュース]
栃木県足利市は7月1日、市の行政のDXを加速させるため「足利市CIO補佐官」をAeroEdge社から任命した。
(写真は、左から森西社長、早川市長、徳永執行役員、塚原副市長。足利市HPよりURL)
7月1日、CIO補佐官の委嘱状交付式が市庁舎で行われ、足利市長・早川尚秀氏、足利副市長・塚原達哉氏(CIO)、AeroEdge株式会社代表取締役社長・森西淳氏、同社執行役員・徳永昌宣氏が出席した。
※ CIO=Chief Information Officer/最高情報統括責任者
CIO補佐官を委嘱するにあたり、DX施策に係る相互協力を目的として、足利市寺岡町にあるAeroEdge社と「足利市CIO補佐官の選任に関する協定」を締結した。
CIO補佐官には徳永氏が就任した。
徳永氏は、DXに関する専門的な知見を有し、データの共有化・一元化による業務改革の推進、社内通貨の導入など、AeroEdge社におけるDX戦略の中核を担うほか、中小企業のDXを推進するため、業務の効率化や新たな価値の創出を目的とした市内企業への支援など、事業者目線に立った様々な取組を行っている。選任の理由は、DX推進のノウハウがある徳永氏がCIO補佐官として就任することで、適切な助言・指導が得られ、足利市が目指す「利用者中心の行政サービス改革」へとつながることを期待するものとなる。
なお、市内の事業所に勤務するデジタル専門人材がCIO補佐官に選任されるのは、栃木県内初となった。
CIO補佐官の委嘱にあたり、徳永氏は「足利市にて注力されるデジタル化の取組みに参画できる機会を頂き、大変嬉しく思います。歴史ある都市と新しいデジタル技術の融合により、足利市の更なる発展をお手伝いできることを楽しみにしています」とコメントした。
(執筆:デジタル行政 編集部 柏 海)