岡山県、デジタルディバイド解消を目的に山陽新聞社や携帯3社と連携協定[ニュース]
※写真は、山陽新聞社が試行的に実施したシニア世代向けスマートフォン教室=2021年11月
岡山県は、株式会社山陽新聞社、携帯電話事業者3社(株式会社NTTドコモ、KDDI株式会社、ソフトバンク株式会社)と、高齢者等に対するデジタル活用の支援に取り組み、全ての県民が広くデジタル化の恩恵を受けられる環境の整備を目的とした「岡山県における高齢者等のデジタル活用支援に関する連携協定」を締結した。
提携の概要は以下の通りである。
・岡山県、山陽新聞社、携帯電話事業者3社は相互に連携を図りながら、高齢者等に対し、スマートフォンをはじめとするデジタル機器の操作方法、オンラインによるサービスの利用方法等を学ぶ機会を提供することにより、県民のデジタル活用に関する理解や技術の向上に取り組む。
・効果的に実施するため、岡山県電子自治体推進協議会(県、県内市町村で組織)を通じて県内市町村とも連携を図りながら取り組む。
・高齢者等のデジタル活用が進んだ後に、新たなデジタルサービスの開発や普及に協力して取り組む。
令和4年度は、岡山県内自治体と連携してシニア世代向けスマートフォン教室の開催を目指す。
(執筆:デジタル行政 編集部 野下 智之)