寒河江市役所、議事録効率化を目的にスマート書記を導入[ニュース]
山形県寒河江市は、エピックベース株式会社が提供するスマート書記を導入し、議事録作成の効率化に向けた運用を開始した。
スマート書記は、音声を活用して議事録作成の効率化を支援するクラウドサービスで、議事録の「作成・共有・管理」を簡単に行うことができる。対面やWeb会議音声を録音し、AIでの自動文字起こしや、専用エディタを活用することで議事録作成の省力化を可能にする。また、会議中のメモと音声をタイムスタンプで紐付けたり、iOS・Androidアプリで移動中に議事録と音声を確認することができ、議事録の作成だけでなく、確認作業の効率化にも繋がる。
山形県寒河江市役所では、2021年度よりデジタル戦略課を立ち上げ、市のDXを進めており、今年度は行政事務DXの一環として、スマート書記を導入した。 トライアルでは議事録の分科会でスマート書記を活用し、手作業での議事録作成と比較して時間短縮が図れており、また、会議の種類によっては、編集作業をせず、部門間でスマート書記の文字起こし内容のみで議事の共有が速やかに行われるなど、円滑な情報共有にも繋げているとのこと。
(執筆:デジタル行政 編集部 渡辺 龍)